しるみそ紹介

味噌汁

自炊をするときに、味噌汁の出汁をとるのって面倒くさいから

ついつい粉末のだしの素とかで済ましちゃいますよね。

 

 

そばやうどんの汁はメイン料理なのである程度しっかり作ってたんですが

 

ある時、原点に戻ろうと思ってちゃんと出汁をとって味噌汁を作ってみたんです。

そしたらまぁ、味が全然ちがう!

だしの素を使うと、もうだしの素の味になっちゃうんですけど風味が明らか違う。

しかも無添加

・・・

ただ面倒くさいと思っているなら

 

そんな時におすすめなのが今ひそかに流行っている

「水だし」という方法です。

水だし

何かというと

単純に水の中に昆布や鰹節などを入れて一晩置いておくだけ。

これが水に乾物類をいれたもので味噌汁用に乾物をいれました。

 

乾物を用意するのも面倒くさい場合は

写真のようにだしパックというのだけをスーパーで買ってきても良いです。

 

さらに出汁の風味を追加したい場合は別途好きなものを入れてください。

今回は芳醇な出汁を楽しむため、だしパック・昆布・鰹節・魚粉(魚粉はお茶パックに詰めています)です。

一晩置いたものがこれです。夏場だったので冷蔵庫に入れておきました。

普通に出汁をとる時同様に水が黄金色になって出汁が出ているのがわかります。

これで出汁が完成です。

 

京料理のような煮物やお吸い物など繊細な味付けをする場合はシンプルに昆布と鰹節だけにしてください。

今回は味噌汁の場合です。

応用:他にも乾物でホタテやエビなどを加えると洋食や中華などの出汁料理に活用できます。

煮干し系のラーメンを作るときはこの方法だと煮干しのエグみが出にくいのでおすすめです。

 

味噌

後は好きな具材をいれて火を通す。アクが出てきたら取り除く

 

火が通ったら鍋の火を止めるか、沸騰しない温度の弱火で保温

(沸騰させると味噌の風味が飛ぶのと具材に火が通り過ぎるのを防ぐ為)

このタイミングで味噌を溶いて入れます。

好みの問題ですが味噌は出来るなら合わせ味噌が良いと言われますが何でも良いです。

もちろんここでだし入り味噌は使わないように。。。

うちは今回信州白味噌と麦味噌を買った時点で合わせて保存しているのでそれを使います。

味噌がダマになってしまうという人はだし汁をお椀に入れてその中で味噌を溶かしたら鍋に戻しましょう。

具材

鍋料理や豚汁をイメージしてもらうとわかると思いますが具材からも出汁が出ます。

味噌汁と相性が良い具材は結構多いです。野菜の他に肉も魚など。

実は動物性・植物系の油が入るとものすごくコクがでます。

植物性の油?と思ったら油揚げをイメージすると一番わかり易いかもしれません。

今回はたまたまスーパーで安かったかぼちゃと平茸にしました。

 

美味しい味噌汁があるとホッとしますよね。

化学調味料の味に慣れてしまっていると一口目は物足りなく感じるかもしれませんがすぐわかるようになります。

 

 

出汁の活用方法

出汁を作ると煮物系や炊き込みご飯、だし巻き卵などにも使えます。

出し汁では無くてだし醤油を作るっていう方法もありますがここでは割愛します。

 

家庭のカレーを作るときに加える水を出し汁に変えるのもおすすめです。

他によくスパイスカレーを作るのですがその時も出し汁を使ったりします。

スリランカのカレーはモルディブフィッシュという鰹節のようなもので

同じ出し汁のような使い方があるのです。

これはブリのフィッシュカレーの写真ですが

出汁を入れたカレーに魚が合います。

 

出汁を作るといろいろな料理に使えて一気にレパートリーが広がります。

是非お試しあれ

 

著者

ライター:jyou 自称料理研究家

入社前29歳

この写真は壮絶な人格矯正を受けながら、一番最初の仕事が全ての顧客への謝罪訪問や、取り立て業務を専門に任され感情を捨てる前の人間だった頃のものである。

第一期時代にあった一度目の精神崩壊後は管理者として同じことが繰り返されぬよう、より完全な契約書やルールの作成に没頭するようになる。また取り立て業務の最盛期となり各地の裁判所にも数多く赴くこととなり数々の顧客と対峙したが決して後味の良いものではなかったがここで法務の知識を得ることになる。

第二期ではルールを守らなかった人間の吊し上げや、やる気のない人間の制裁も冷徹におこなっていたが、策略にはまり戦場に駆り立てられ数々の戦場を渡り歩くこととなる。

第三期末に戦線を離脱し戻ってきた時には数々の仲間を失ったショックと壮絶な戦場体験から廃人となり、失うことの恐怖心から新たな仲間を作ろうとせず周りに興味を示すことも辞めている。

第四期となる戦後、新興勢力に制圧された環境では素性を偽りサポートする仕事を与えられる。

現在は上層部の圧力の為か過去のことは語らずひっそりと生きる老兵となっている。

酒の力を借りることで人だった頃に戻り力を発揮するが代償としてその場の記憶を消されてしまう。

第一期戦乱時代の現場のことを知るものは全員消息を絶っており記録は残っていないが、

かろうじて第二・第三期時代の者たちが残っているので話は聞くことはできるが上記はウワサの範囲である。