ここではYahoo広告のターゲティングの種類や設定について解説します。
大まかな内容は以下の通りです。
- ターゲティングの種類
- 検索広告、ディスプレイ広告で設定できるターゲティングの種類
- 各ターゲティングの設定方法
目次
1.ターゲティングの種類
年齢ターゲティング
年齢ターゲティングでは、広告を配信するユーザーの年代をあらかじめ設定して、対象ユーザーの年代を絞り込めます。
性別ターゲティング
性別ターゲティングでは、ユーザーの性別をあらかじめ設定して、広告の配信先を絞り込めます。
オーディエンスカテゴリーターゲティング
特定のカテゴリーに興味・関心を持つユーザーや、特定の属性を持つユーザー、ライフイベントを迎えるユーザー層に対して広告を配信するターゲティング機能です。
オーディエンスカテゴリーには3つの「カテゴリータイプ」があり、それぞれ複数の「オーディエンスカテゴリー」に分かれます。
各カテゴリータイプの詳細は以下のとおりです。
- 興味関心:商品やサービスに興味関心を示しているユーザー(潜在層)に対して広告を配信します。潜在顧客の集客、ブランド認知を目的とするカテゴリータイプです。
- 購買意向:商品の検索やカートに入れるなどの購買検討を行っているユーザー、もしくは旅行や結婚などの計画を立てているユーザー(顕在層)に対して広告を配信します。見込み顧客へのアプローチを目的とするカテゴリータイプです。
- 属性・ライフイベント:家族構成や年収、学歴や仕事など特定の属性を持っているユーザー、もしくは就職や結婚などのライフイベントを迎えるユーザーに対して広告を配信します。属性やライフイベントでの絞り込みを目的とするカテゴリータイプです。
サイトカテゴリーターゲティング
サイトカテゴリーとは、配信先サイトのカテゴリーを指定できるターゲティングです。
以下7つを親カテゴリーとして、合計277種類のカテゴリーの中から自由に選択できます。
- ニュース、情報系(全62種)
- ソーシャルサービス(全4種)
- 電子メール、ストレージ(全2種)
- エンターテインメント(全12種)
- 専門サイト(サービス)(全180種)
- 専門サイト(製品、物販)(全13種)
- 専門サイト(その他)(全4種)
サーチキーワードターゲティング
サーチキーワードターゲティングは、指定したキーワードで検索したユーザーに対して広告を配信するターゲティング機能です。事前に作成したキーワードのリスト(サーチキーワードリスト)を選択することで、サーチキーワードターゲティングを設定できます。
プレイスメントターゲティング
広告の配信対象(または配信対象外)とするウェブサイトを指定することで、広告の配信先を制御できる機能です。
サイトリターゲティング
過去に広告主様のサイトを訪問したことがあり、かつ検索サイトで商品やサービスを検索しているユーザーに対し、広告を表示できます。
デバイスターゲティング
デバイスごと(PC・スマートフォン・タブレット)に入札価格調整率を設定することで、特定のデバイスの入札価格を調整したり、広告の配信対象デバイスを絞り込んだりできます。
地域ターゲティング
特定の地域に限定して広告を配信、または配信から除外する機能です。
検索利用者の所在地や検索キーワードの情報などをもとに地域を判定し、広告を配信、または配信から除外します。
曜日・時間帯ターゲティング
指定した曜日や時間帯で利用しているユーザーに広告を表示できます。
2.検索広告、ディスプレイ広告で設定できるターゲティングの種類
各配信方法によって、設定できるオーディエンスターゲティングが異なるため、以下の早見表をご確認ください。
年齢 | 性別 | オーディエンスカテゴリ | サイトカテゴリ | サーチキーワード | プレイスメント | サイトリターゲティング | デバイス | 地域 | 曜日・時間帯 | |
検索 | × | × | × | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ディスプレイ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
3.各ターゲティングの設定方法
年齢・性別ターゲティングの設定方法はこちら
オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定方法はこちら
サイトカテゴリーターゲティングの設定方法はこちら
サーチキーワードターゲティングの設定方法はこちら
プレイスメントターゲティングの設定方法はこちら
サイトリターゲティングの設定方法はこちら
デバイスターゲティングの設定方法はこちら
地域ターゲティングの設定方法はこちら
曜日・時間帯ターゲティングの設定方法はこちら