CTAクリックのトリガー設定方法

この記事では、Googleタグマネージャーを使用したCTAクリックのトリガー設定方法について解説します。

大まかな手順としては以下の通りです。

  1. HTMLからCTAクリックのためのテキストリンクを確認する
  2. Googleタグマネージャーでトリガーの設定
  3. タグと紐づける

1.HTMLからCTAクリックのためのテキストリンクを確認する

ここではLINE登録のボタンクリックを例にして説明します。

ランディングページ上のLINEボタンにオンマウスした状態で右クリックし、「検証」をクリック

※上記はGoogle chromeのブラウザ上で行ってください

HTMLコードの画面表示になり、オンマウスしていた箇所のHTMLコードが青くマーキングされ、その上に<a href=”https://lin.ee/kEqcXJl″>と書かれているのが確認できます。後程コピペできるようにこの「https://lin.ee/kEqcXJl」を別途メモに控えておきます。

HTMLソースにこのような記述があると、この一文がLINEクリックのためのリンク形式であることを示しています。Google タグマネージャーではこのaタグを判断基準として、LINEクリックタグを配信できるようにトリガー設定していきます。

2.Googleタグマネージャーでトリガーの設定

Google タグマネージャーでトリガーを設定する場合、管理画面の下図の箇所から作成します。

左側メニューより「トリガー」を選択し、右上の「新規」選択します。

トリガーの名称を入力し、トリガーの設定を下記内容で設定します。

※以下の設定は後から変更可能です。

  • トリガーのタイプ「リンクのみ」を選択します。
  • タグの配信を待つチェックを入れます。(デフォルトで2,000ミリ秒と入りますがそのままで大丈夫です。)
  • 妥当性をチェックチェックを入れます。
  • これらすべての条件がtrueの場合はトリガーを有効化:左から「Page URL」「含む」「対象のランディングページのURL」と設定します。これによって対象のランディングページ内で計測するという設定になります。
    対象のランディングページのURLを設定する際は「https://」「http://」は抜いて設定するようにしてください。
  • トリガーの発生場所「一部のリンククリック」に設定します。
  • イベント発生時にこれらすべての条件が true の場合にこのトリガーを配信します:左から「Click URL」「含む」「コピペしたaタグ」を設定します。「Click URL」は「組み込み変数を選択します」を選択後一覧の中から「Click URL」を選びましょう。
    「Click URL」の条件にさきほどHTMLソースでコピペしたaタグ(a href=” https//”を抜いたもの)を設定しましょう。

最後に「保存」をし、これでトリガーの設定ができたので次はタグをGoogle タグマネージャに紐づけましょう。

3.タグと紐づける

左側のメニューから「タグ」を選択し、事前に作成していたLINEタップタグを選択します。

※タグの設定についてはこちらから

「トリガー」を選択し、さきほど作成した「LINEタップ」トリガーを選択し保存をして完了です。