【業務関連】キーワードの作成方法

ここでは検索広告においてキーワードの関する内容を解説します。

検索広告のキーワードの仕組み

Google広告ヘルプの記述を見てみます。

キーワードとは、ユーザーが検索している語句と広告を一致させるために使用される単語やフレーズです。
(中略)
ユーザーによる商品やサービスの検索に合わせて広告を表示するためには、ユーザーが検索に使用する単語やフレーズをキーワードに設定する必要があります。引用元:Google広告ヘルプ|キーワードについて

ターゲットとするユーザーに広告を配信するためには、自社商品に関連するキーワードを推測し、広告グループ単位で適切な広告やランディングページと共に登録する必要があります。

登録したキーワードが検索されると、同じキーワードを登録しているアカウント間でオークションが開始されます。
キーワード登録時に設定した入札価格や、キーワードに紐づく広告の品質などを加味して、広告の掲載順位が決定します。

4種類のマッチタイプについて

キーワードのマッチタイプは、登録したキーワードとどれくらい「マッチ」する検索語句に広告を配信するかを決定する設定です。同じキーワードを登録したとしても、マッチタイプが違えば、表示回数は大きく変わるため、重要な設定といえます。

マッチタイプには「部分一致」「絞り込み部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の4種類があります。

キーワードの追加方法

媒体ごとにキーワードの追加方法が異なります。

【Google広告】キーワードの追加方法 http://oslp.xsrv.jp/katimake/google_018

【Yahoo広告】キーワードの追加方法 http://oslp.xsrv.jp/katimake/yahoo_018

効果の出るキーワードの選定方法

主軸となるキーワードを設定

主軸となるキーワードには、自社の商品やサービスを一言でまとめた語句を選びます。例えば男性用のスポーツシューズを販売している場合、「メンズ スポーツ シューズ」のように、ターゲットに最も幅広くリーチしそうな語句が当てはまります。

商品やサービスの強みを副軸に設定

自社の商品やサービスの強みや特徴をキーワードに入れ込むことで、関心の高いユーザーに広告配信することができます。例えば、「メンズ スポーツ シューズ」の中でも、室内スポーツ向けに強みがある場合、「メンズ 室内 スポーツ シューズ」というキーワードが考えられます。

また、室内スポーツの中でもバスケットボールに強みがあるなら、「メンズ バスケットボール シューズ」というキーワードが考えられるでしょう。また、送料無料や返品無料といった強みがあれば、「メンズ スポーツ シューズ 送料無料」「メンズ バスケットボール 返品無料」といったキーワードが考えられます。

キーワードを広告グループに分類する

キーワードをひとつの広告グループにまとめるよりも、目的に合わせていくつかの広告グループに分けて登録するほうがターゲットを絞って広告配信ができます。Google広告のヘルプでは、1つの広告グループに5~20個ほどのキーワードを設定することが推奨されています。

良く利用する無料キーワード選定ツール

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーでは、キーワードの候補を入力することで、そのキーワードと、そのキーワードに類似するキーワードに関する情報を取得できます。具体的には、月間の検索ボリューム、競合性、推奨される入札単価などを比較することができます。

参考:キーワードプランナー

特定のキーワードを除外設定する

除外キーワード設定の目的とマッチタイプ

除外キーワードを設定すると、特定の検索語句を広告の表示対象から除外することができます。除外対象には、登録しているキーワードと同じ表記をするが意味が異なる語句を選びます。例えば、食器のグラスを販売している場合、「サングラス」、「グラス ファイバー」などの語句を除外キーワードとして追加します。
除外キーワードも、マッチタイプを選択できますが、キーワードを登録する際のマッチタイプとは異なります。主な違いは、類義語、表記ゆれ、誤字などの関連パターンも除外の対象に追加する必要があることです。以下の例の場合、「ランニングシューズ」という部分一致の除外キーワードを設定しています。「テニスシューズ」や「ランニングの靴」といったキーワードの類義語や表記ゆれの検索語句にも広告が表示されることが分かります。

除外キーワードの設定方法

除外キーワードは、キャンペーン単位でも、広告グループ単位でも設定できます。キーワード>除外キーワードの階層から、ひとつずつ除外キーワードを設定することができます。

また、いくつかのキャンペーンや広告グループに共通の除外キーワードを設定したい場合は、共有ライブラリから、除外キーワードリストをキャンペーンか広告グループに紐づけることで設定が可能です。

Google広告の除外キーワード設定についてはこちらを参照

yahoo広告の除外キーワード設定についてはこちらを参照