この記事ではYouTube広告の特徴や、始め方をご紹介していきます。
YouTube広告の特徴
まず、YouTubeについてカンタンにおさらいします。
YouTubeは2006年にGoogle社に買収され傘下に入ったことで、Google社が
提供しているサービスとも連携されるようになりました。
全世界に10億人以上のユーザーがいると言われており、たくさんのユーザーにリーチすることができると言えるでしょう。
さて全世界で人気のあるYouTubeにおける広告とはどんなものがあるのでしょうか。
YouTube動画広告における広告タイプ4つの特徴とメリットについて解説していきます。
①TrueViewインストリーム広告
TrueViewとはYouTubeが提供している動画広告フォーマットの名称であり、
インストリーム広告は、動画の再生前・再生中、または再生後に再生される広告タイプです。
最大の特徴は、広告再生開始から5秒経過するとユーザーがスキップできる点といえるでしょう。
他の動画に挿入される形で動画再生ページに表示されるため、非常にユーザーの目に留まりやすく、
確実に動画広告を視聴してもらえる点が最大のメリットといえます。
広告料金の課金はユーザーが30秒間(30秒未満の広告の場合は最後まで)視聴するか、
30秒経過する前に広告を操作した場合に発生し、30秒経過する前にユーザーが広告をスキップした場合は課金されません。
②TrueViewディスカバリー広告
TrueViewディスカバリー広告はYouTubeの関連動画の横や、YouTubeの検索結果の一部、
またはモバイル版YouTubeのトップページに表示される広告タイプです。
上図がTrueViewディスカバリー広告の例です。TrueViewインストリーム広告がユーザーが
動画再生時に再生される広告であったのに対して、TrueViewディスカバリー広告は
ユーザーが動画を探している場面で表示されるのが特徴です。
広告はサムネイルとテキストで構成されます。サムネイルをクリックすると動画が再生されます。
広告料金はユーザーがサムネイルをクリックし動画広告を視聴した場合のみ課金されます。
③バンパー広告
バンパー広告はTrueViewインストリーム広告と同様に他の動画の再生前・再生中、または再生後に再生される
広告タイプです。上記2つのTrueView広告が30秒以上の長めの動画広告を掲載できるのに対して、
バンパー広告は6秒以下の短い動画広告となります。ユーザーがバンパー広告をスキップすることはできません。
バンパー広告はより多くのユーザーにリーチし、広告主のブランド認知度向上を目的として
利用するのに向いている広告タイプとなります。
広告料金はTrueView広告と異なりインプレッション数に基づいて発生し、広告が1,000回表示されるたびに課金が発生します。
④アウトストリーム広告
アウトストリーム広告はモバイル(スマートフォンやタブレットなど)専用の広告タイプです。
ここまでにご紹介した広告タイプがYouTube内で表示・再生される広告であったのに対し、
アウトストリーム広告は外部のウェブサイトやアプリなどYouTube以外のコンテンツで表示されるのが特徴です。
YouTube利用者以外へもアプローチすることが可能で、リーチを拡大しより多くの人に広告を見てもらうことが可能です。
アウトストリーム広告は音声なしで再生が開始され、ユーザーが広告をタップすると音声も再生されます。
様々な場所に掲載することができる点が最大のメリットです。
バナー広告、インタースティシャル広告、インフィード広告、ネイティブ広告に加え、
モバイルユーザー向けに縦向きや全画面といったモードの選択も可能です。
アウトストリーム広告の料金は動画広告の面積の50%以上が2秒以上視聴された場合に発生します。
YouTube広告の始め方
YouTube広告にはどんな種類があるのか学習したところで
実際にどのように始めたらいいのか学んでいきましょう。
手元に配信したい動画広告がすでにあれば、次にGoogle 広告のアカウントを開設しましょう。
開設方法は以下を参考にしてください。
入稿・出稿方法は別の記事で説明します。